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女性におすすめの人間ドックとは?

2024.05.19
女性におすすめの人間ドックとは?

労働安全衛生法により、会社に勤める方は年に1回の定期健康診断(定期健診)が義務付けられています。さらに、会社や加入している健康保険組合によっては、年齢やその他の要因に応じて、健診や人間ドックなどの追加の検査が実施されることもあります。

定期健診も人間ドックも、「現状の健康状態の把握と病気の予防・早期発見」を目的としていますが、一般的には検査項目の数に大きな違いがあります。定期健診は、一般的な病気のリスクを確認するための基本的な検査のみが行われるため、検査項目は限られています。それに対して、人間ドックは幅広い検査項目を含み、より詳細に体の状態をチェックすることが可能です。

幅広い病気を早期に発見し、健康を長く維持するためには、定期的な健康診断(健診)に加えて人間ドックの受診も有効となります。

女性に多い病気には、どの検査が有効?

男性と女性では、体の構造・主要なホルモン・生活習慣が異なるため、かかりやすい病気や注意すべき年代も大きく異なります。たとえば、女性ホルモンは自律神経の安定、血管の老化予防、骨の形成促進、コレステロールのバランス調整に関わっています。

しかし、閉経を迎えるとこれらのホルモンの分泌が急激に減少し、その結果、動脈硬化の進行が早まり、血管系の病気が増えるほか、骨密度が低下して骨粗鬆症のリスクが高まります。

がんの発生率

一般的にがんは高齢になるほど発症率が高くなりますが、乳がんや子宮頸がんなどの女性特有のがんは20代から30代でも発症することがあります。特に乳がんは女性に最も多いがんで、9人に1人が生涯に一度はかかるとされています。乳がんの発症率は30代から増え始め、40代後半にピークを迎えます。

子宮筋腫や子宮内膜症

子宮筋腫や子宮内膜症などの婦人科の病気は、20代から40代の女性によく見られます。月経痛や月経不順など、女性によく見られる症状は、これらの病気の兆候かもしれません。30代以降になると、女性ホルモンのバランスの変化によって月経不順や不正出血が起こることもあります。このように、女性特有の疾患は男性とは大きく異なります。

甲状腺の病気

また、バセドウ病や橋本病などの病気もありますが、健康診断や人間ドックの受診率は男性よりも女性のほうが低い傾向にあります。特に30代の受診率では、男性が77.9%に対して女性は60.5%と大きな差があります。まだ若いから大丈夫と思わず、女性特有の病気や女性に発症しやすい病気については、人間ドックで定期的に確認することが重要です。

女性特有の病気のリスクや女性ホルモンの状態を調べる検査が含まれた人間ドックもあるので、そのようなコースを選ぶと良いでしょう。また、バセドウ病や橋本病などの甲状腺の病気も女性に多い傾向があります。疲れやすい、イライラする、体のむくみ、月経不順といった甲状腺の病気の症状は、原因がはっきりしない不定愁訴と間違われやすいため、検査で原因を特定することが必要です。

女性におすすめの人間ドックは当院へ

女性におすすめの人間ドックは当院へ

当院では、骨密度測定機やCTなども完備しており、さらに尿を採るだけで検査が可能ながん検査(マイシグナル検査)も導入しており、女性に多いがん(乳がん・卵巣がん)の有無を判定することが可能です。

一度お越しいただきご相談いただくことをお勧めいたします。

 

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