認知症早期発見のポイント
発見が早ければ早いほど高い治療効果を期待できます
認知症は診断技術が近年、大きく進歩して軽度の症状の段階で診断できるようになっています。また、アルツハイマー型認知症に関しては、発症前の段階である軽度認知障害(MCI)を発見して適切な治療を行うことで、アルツハイマー型認知症自体の発症を遅らせる効果も期待できます。
他のタイプの認知症でも、早期発見によって進行を遅らせる、手術で改善できることもあります。
認知症の治療効果は発見が早ければ早いほど高くなるとされていますので、気になることがあったら早めに専門医を受診してください。
ご本人とご家族にとってのメリット
早期発見することでお悩みが深刻になる前に軽減できる可能性が高くなります。
当院では専門医が患者様やご家族のお話をじっくりうかがって、病気の状態や今後の展望、治療方針などについてわかりやすくご説明し、どんなご質問にも真摯にお答えしています。
また、認知症早期発見のための検査コースもご用意しておりますので、気になる方は一度ご相談くださいませ。
初期症状のチェックポイント
もの忘れは加齢の生理的な現象でも起こりますが、もの忘れを放置して進行し症状の深刻さで認知症とわかっても効果的な改善は困難です。
認知症で起こりやすい症状に関して下記でご紹介しますので、少しでも当てはまる症状がありましたらお気軽にご相談ください。
もの忘れ |
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判断力や理解力 |
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場所・時聞 |
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性格の変化 |
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不安 |
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意欲・興味 |
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認知症になるのが怖い・・・
認知症になることは、誰にとっても不安なことかもしれません。しかし、その不安を軽減するためにいくつかのアドバイスをお伝えできます。
まず、認知症のリスクを減らすために健康的な生活習慣を続けましょう。バランスの取れた食事、適度な運動、十分な睡眠、ストレスの管理が大切です。これらの要因は認知症の予防に役立つことが研究で示されています。
また、脳を活性化させることも大切です。新しいことを学んだり、知識を増やすことは脳の健康を維持するのに役立ちます。趣味を楽しむ、パズルを解く、音楽を聴くなど、脳に刺激を与える活動を続けましょう。
そして、認知症の兆候が現れた場合でも早期に専門家に相談することが大切です。早期の診断と介入は症状の進行を遅らせることができる場合があります。
最後に、認知症になることへの不安を持つことは自然なことですが、その不安に支配されず、今を楽しむことも大切です。家族や友人との時間を大切にし、幸せな瞬間を共有しましょう。不安を抱えることは誰にもあることであり、支え合いながら前向きに生活しましょう。
最終的に
認知症になるかどうかは予測できないことですが、健康的な生活習慣を続け、心の健康にも気を配りながら、今を大切に過ごすことが大切です。
不安を持つことは理解できますが、前向きな考え方と行動があなたの健康をサポートすることにつながります。
当クリニックでは高度な脳の造影CT検査・3D-CT検査を実施しております。この検査は脳の血管や構造を鮮明に捉え理ことが可能です。また、認知症の発症のリスクを詳しく調べることも可能です。
専門家がお一人おひとりに合わせた検査コースをご提案し、検査後の診察までサポートいたしますので、どうぞお気軽にご相談くださいませ。