当院の院長は、心臓外科手術の分野での経験が豊富なスペシャリストです。神戸大学医学部を卒業後、様々な病院や大学で経験を積んできました。こうした経歴を持つ院長が健診内容を考案・監修し、緻密で正確な健診を実施しております。
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心臓ドックについて
心臓の病気は、前触れもなく私たちの生活を脅かすものとなることがあります。平穏な毎日が、突如として壊れる瞬間が訪れるかもしれないのです。
「心臓ドック」は、そうした病気の兆候(サイン)を早期に見つけ出し、必要な対応をとるための大切な一歩となります。
突然死を予防するために
心筋梗塞などの心臓の病気は、しばしば警告なく私たちの健康を脅かします。しかし、こうした恐ろしい病気も心臓ドックを通じて、現在の健康状態やリスクを正確に評価(ステージング)することで、早期発見・予防が可能となります。
ご自身のお体の現在の「立ち位置」を知り、適切にケアすることで健康と平穏な毎日を守り続けることができるのです。
こんな方におすすめです
- 心臓の病気の家族歴がある方
- 高血圧や糖尿病などの持病がある方
- 以前に心臓の病気を患ったことがある方
- 体調に特に問題は感じないが、将来のリスクを知りたい方
- 40歳以上で、健診を受けたことがない方
- 喫煙や肥満などの生活習慣病のリスクを持つ方
など
このような方に心臓ドックはおすすめです。神戸市須磨区の凌駕クリニック 樋上本院へお気軽にご相談ください。
当院の心臓ドックの特徴
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01
心臓外科のスペシャリストが健診内容を考案・監修
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02
循環器専門医が在籍
心臓の状態を正確に評価するには、CT検査などの専門的な検査が不可欠です。心臓のCT検査を行うには、循環器専門医の立ち会いが必須とされているため、多くの健診センターではこうした高度な検査が行われていないというのが現状です。
当院には循環器専門医が在籍しておりますので、高度な心臓の健診を提供することができます。
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03
造影CT検査・3D-CT検査に対応
当院では、心臓の疾患を発見する上で非常に有効な造影CTを導入しています。
造影剤を血管から注入して撮影することで、血管や血流が豊富な組織が鮮明に描出されます。画像にコントラストをつけたり、特定の組織や領域を強調したりすることができ、臓器の細部まで詳しく観察することが可能となります。
こうした造影CT検査に加えて、心臓や冠動脈の状態を3D画像で映し出し、立体的に観察することができる3D-CT検査にも対応しています。2D画像(平面)のCT検査と比較して検査の精度が高くなります。
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04
心エコー検査を実施
心臓の健診にはエコー検査が不可欠です。当院は心エコー検査という専門的なエコー検査に対応しており、高解像度の画像で患者様の心臓の状態を詳しく把握することができます。
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05
動脈硬化の状態を正確にチェック
当院では動脈硬化検査を実施し、両腕と両足首の4箇所の血圧を同時に測定することで、血管の硬さや狭窄の状態を簡便かつ正確に評価しています。
この検査により、心臓の血流に関するリスクを早期に把握することが可能になります。
健診で早期発見・予防できる主な疾患
冠動脈疾患
心筋への血流を供給する冠動脈が狭窄または閉塞することで起こる疾患です。主に狭心症や心筋梗塞があり、胸痛や息切れを引き起こすことが多いです。
心臓弁膜症
心臓の弁の機能が正常でない状態です。大動脈弁狭窄症や僧帽弁閉鎖不全症などがこれに該当し、弁の働きによって心臓の血流が妨げられることがあります。
不整脈
心臓のリズムが正常でない状態です。心房細動や心室性期外収縮などがあります。一部の不整脈は危険で、適切な治療が必要な場合があります。
心不全
心臓が体に必要な血液を十分に送り出せなくなる状態です。様々な原因で心臓機能の低下が引き起こされ、息切れやむくみなどの症状が現れます。
大動脈疾患
体の主要な血管である大動脈に関連する疾患です。大動脈瘤や大動脈基部病変などがこれに該当し、血管壁の変形や破裂のリスクがあります。
大動脈分枝動脈の疾患
大動脈から分岐する血管、特に頸動脈の疾患です。狭窄や動脈硬化が主なもので、脳への血流障害の原因となります。
心臓ドックのコース
心筋梗塞予防《突然死回避》 CC-1)
当院オススメのコースになります。
冠動脈疾患の有無やその程度を検査し、心臓病による突然死のリスクを予測します。冠動脈3D-CTを含むコースで、狭心症や心筋梗塞の発症リスクを詳しく知ることができます。
心臓基本 CC-2)
心エコー検査と心電図を取り入れたこのコースでは、心臓の機能を詳細に検査します。冠動脈疾患、心臓弁膜症、不整脈、心不全などの主な心臓疾患に関する適切な評価が行えます。